<胡錦濤訪日>さらなる改革開放への決意を熱弁=主席講演―早稲田大学

Record China    2008年5月8日(木) 17時33分

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8日、胡錦濤中国国家主席は福田首相の母校・早稲田大学を訪れ、1400人を収容する大隈講堂で講演を行った。写真は早稲田大学。

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2008年5月8日、胡錦濤中国国家主席は福田首相の母校・早稲田大学を訪れ、1400人を収容する大隈講堂で講演を行った。中国新聞社が伝えた。

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胡主席は主に次の3点について述べた。

まずは、中国の改革開放30周年を受けて、「世界との激しい競争の中で、発展および改革開放政策を固持することが重要と認識している」とし、「人民による、人民のための改革。人民の利益を第一に位置づけ、公平で調和のとれた社会を目指す」と語った。

次に、日中の戦争問題については「歴史は哲理の教科書。史実に学ぶことが平和を築き、未来へまい進し、日中の友好関係を永続的に継続することに繋がる」とした。また、「現在が日中関係の新しい起点であり、今回の首脳会談が戦略的互恵関係を促進するにあたり大きな収穫になった」と示した。翻って、現在の中国の国防政策については、「防御的な性質のもの」とし、他国と軍備を競うものでも、また他国を軍事的に威嚇するものでもないとした。

さらに、今夏開催される北京五輪に対しては、「ひとつの世界、ひとつの夢」というスローガンの下、世界各国との理解と友好を深めたいとし、「日本政府による北京五輪支持に感謝している。日本からもぜひ多くの選手に参加してもらい、優れた成績を残してもらいたい」と語った。

胡主席は続いて、日中青少年友好交流年の開幕セレモニーに出席する。(翻訳・編集/愛玉)

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