<聖火リレー>暴力事件の中国人留学生を擁護―韓国紙

Record China    2008年5月7日(水) 15時12分

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5日、中国人留学生に対する韓国政府や社会の態度に警鐘を鳴らし、「未来の親韓派リーダー」を大切にしようと訴える記事を韓国紙が掲載。写真はソウルの北京五輪聖火リレーランナーを務めた中国人留学生・李岩さん。本番前は準備に追われた。

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2008年5月5日、韓国紙「国民日報」が中国人留学生に対する韓国政府や社会の態度に警鐘を鳴らし、「未来の親韓派リーダー」を大切にしようと訴えた記事を掲載。海外在住中国人向けニュースサイト「留園ネット」が紹介した。

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記事では、08年現在、韓国には留学生全体の70%を占めるおよそ3万4000人の中国人留学生が滞在しているが、昔の韓国は、官職制度から服装まで全て中国の王朝から学んだと指摘、両国の交流の歴史を振り返った。その上で、ソウルで行われた北京五輪聖火リレーで暴力事件を起こした中国人留学生に触れ、「われわれ自身も民族主義の枠に縛られていないだろうか?」と提起。「若い血気盛んな留学生に理解を示そうではないか」と呼び掛けた。

また、韓国のリーダーの多くがかつて米国や日本に留学し、それぞれ「親米派」「親日派」として活躍していることを挙げ、「今の留学生が未来の中国のリーダーとなり、『親韓派』として活躍するかも知れない」と指摘。中国人留学生の奨学金制度などを充実させ良好な関係を築いてこそ、韓国が将来国際社会で有利な立場をつかむことができると強調した。(翻訳・編集/NN)

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