<続報><手足口病>WHOが情報隠蔽説を否定、北京五輪にも影響なし―中国

Record China    2008年5月6日(火) 12時24分

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4日、世界保健機関(WHO)の中国代表が北京で記者会見し、安徽省阜陽市を中心に中国で大流行しているエンテロウイルス71型(EV71)による手足口病の問題で、一部メディアで報道された情報隠蔽説を否定した。写真は病院で治療を受ける子供。

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2008年5月4日、世界保健機関(WHO)の中国代表、ハンス・トロエドソン(Hans Troedsson)氏は北京で記者会見し、安徽省阜陽市を中心に中国で大流行しているエンテロウイルス71型(EV71)による手足口病の問題で、一部メディアで報道された安徽省地方役人による情報隠蔽説を否定した。流行のピークはまだ確認できないが、8月の北京五輪には影響しないとしている。新華社が伝えた。

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記事では、発生から2か月近く経つ安徽省阜陽市について「市民生活に大きな影響はない」とし、市内の繁華街がいつも通りの賑わいを見せていると報じた。だが、子供用靴店の店員は「子供連れで買いに来るお客さんはいなくなった」と語っており、街から子供の姿が消えた様子がうかがえる。また、多くの市民が発生の状況や予防法などに対する知識を持っておらず、取材した記者が逆に質問攻めにあった様子も伝えられた。

安徽省阜陽市では3月中旬の発生以来、市当局による発表まで1か月以上も経過しており、「情報隠し」と批判の声が殺到した。その後、衛生部は5月に入り、手足口病を丙類伝染病に指定。患者を発見した医療機関は24時間以内に管理部門へ報告することが義務付けられた。(翻訳・編集/NN)

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