世界最大規模の風力発電所建設へ―甘粛省酒泉市

Record China    2008年5月6日(火) 9時5分

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4日、甘粛省酒泉市の発展改革委の発表によると、同市に1000万キロワット級の風力発電基地を建設する計画が批准された。完成すれば「陸上の三峡ダム」の役割を期待される世界最大規模の風力発電所となる。

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2008年5月4日、甘粛省酒泉市の発展改革委員会の発表によると、同市に1000万キロワット級の風力発電基地を建設する企画報告が、中国水力発電水利計画設計本院(中国水電水利規画設計総院)の批准を得た。完成すれば世界最大規模の風力発電所となる。新華社の報道。

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酒泉市は国内でも風力資源が最も豊富な地域のひとつで、そのエネルギー貯蓄量は1億5000万キロワットと言われており、1万平方キロメートルの利用面積で4000万キロワットの電力を供給することができると見られている。

市発展改革委の王建新(ワン・ジエンシン)主任によると、市の風力発電の開発は1996年から行われており、最もエコロジカルかつ商機の見込めるエネルギー源として注目されており、このほど建設の決まった発電基地に対しては、発電量で「陸上の三峡ダム」の役割を担うことを期待しているという。

1100億〜1200億元(約1兆5400億円〜1兆6800億円)と試算される建設費は、民間からの投資を募る。現在、投資の意向を示している企業は20社ほどに上っているという。(翻訳・編集/愛玉)

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