2017年11月2日、国際在線は記事「朴槿恵の妹：姉は過去1400年間で最も素晴らしい女性指導者」を掲載した。

朴槿恵前大統領の妹、朴槿令氏は2日、ソウル中央地方法院の裁判に出廷した。詐欺罪で告訴されていたが、「証拠不十分」で無罪判決が下された。裁判前に取材を受けた朴槿令氏は自ら姉の話を切り出し、「善徳女王（632〜647年に在位した新羅の女王）以来、最も素晴らしい女性指導者」だと姉をたたえた。朴槿令氏は先日開催された（父親の）朴正煕元大統領の追悼式典でも、姉を「最も偉大な大統領」とたたえ、「未来の民族の歴史法廷は、朴槿恵前大統領を無罪と認定するだろう」とも発言している。朴槿令氏は過去に親日発言を取り沙汰され、朴槿恵前大統領の脚を引っ張る存在との批判も受けていた。

先日、裁判所は証拠隠滅の可能性があることを理由に朴槿恵前大統領の勾留期間を6カ月延長することを認めた。勾留期間は来年4月まで延長されている。朴槿恵前大統領は「政治的報復だ」と反発した。また、弁護士7人からなる弁護団は全員辞意を表明し抗議している。（翻訳・編集/増田聡太郎）