大人になった「小皇帝」=北京五輪と愛国主義が甘えん坊を変えた?―中国

Record China    2008年5月3日(土) 20時23分

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5月2日、朝鮮日報は「北京五輪支持の最大勢力『80後』に注目せよ」とのコラムを発表、一人っ子政策以後の「小皇帝」世代が北京五輪を機にこれまでにない団結力を見せていると伝えた。写真は香港の聖火リレー。

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2008年5月2日、朝鮮日報は「北京五輪支持の最大勢力『80後』に注目せよ」とのコラムを発表、小皇帝世代が北京五輪を機にこれまでにない団結力を見せていることに注目した。人民日報の国際版サイト「環球ネット」が伝えた。

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「80後」とは1979年の一人っ子政策以後に生まれた80年代生まれの世代を指す。一人っ子として甘やかされてきたこの世代は「小皇帝」「お姫様」と呼ばれ、忍耐心と協調性に欠け個人主義に走りやすいなどの特徴が指摘されてきた。

ところが五輪聖火リレーの混乱以後、中国でわき上がった愛国主義の波の先頭に立っているのも「80後」で、かつてない団結力を見せている。あるネットユーザーは「この世代はもはや反抗期を終え、中国の中核を担う世代へと成長した」と話している。

韓国企業は、消費力が旺盛なこの世代をメインターゲットとしてきたこともあり、北京五輪で見せた結集力が今後中国社会にどのような注目を与えるのか注目しているという。(翻訳・編集/KT)

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