The World Video 2017年7月25日(火) 22時0分
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中国四川省の成都パンダ繁育研究基地で、飼育員がパンダを乱暴に扱ったとして批判が殺到したが、24日に四川省政府は同基地が飼育員に対し厳重注意を行ったと明かした。
批判は動画が公開された12日に始まり、動画を紹介したネットユーザーの投稿だけでも25日時点で動画再生回数が40万回を超え、3000件余りの書き込みが寄せられた。
ネットでは「いくらなんでも乱暴すぎる」「もっと優しく扱ってあげて」などと飼育員の扱いに抗議する声が殺到。一方で、「かわいい外見をしているが、パンダは肉食動物。多少手荒になっても仕方がない」と擁護する声も聞かれ、ネットユーザー同士の言い争いにまで発展した。
批判を受け、当事者の飼育員らは20日、「13日に2頭の検査が予定されていたため、隔離するために2頭を移動させたのだが、その際に残りの2頭も部屋から出ようとし、阻止する際に飼育員3人がかまれ負傷した。被害の拡大を抑えるためパンダを強く推した」と説明した。
さらに基地の責任者は、「飼育員に当時の状況を確認し、映像も見た。扱いは手荒だったが飼育員に悪気はなく、彼らがパンダを阻止する際に流血するけがを負ったことは伝えられていない。ただ、もっと優しく扱うべきだったと考えている」とし、飼育員らに厳重注意を行い、同様のケースでの対応力向上のため飼育員の教育を強化すると語った。(翻訳・編集/内山)
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