2008年5月1日、中央電視台（CCTV）によると、レジ袋の標準規定が6月1日から実施されるという。2日、中国新聞社が報じた。

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標準規定では、レジ袋の厚さを0．025mm以下とし、消費者が分別しやすいように性質別に一般、分解可能、でんぷん製など分類化を規定。袋本体には環境保護声明の明記、食品用には“食品用”というラベルの添付、問題発生時の迅速な取締を目的に生産企業・工場の名称、工場所在地、原料など生産情報の印刷を義務づけている。6月1日より、新基準を満たさないレジ袋は生産・販売が禁じられる。

ビニールの再生利用・研究の専門家は、中国では不法製品の生産禁止を明確に規定しているとし、「レジ袋などの生産企業が新標準規定の要求に反した場合、少なくとも10万元の罰金が科せられる」と話す。

同標準規定では取締対象を生産者までとしているが、真剣にビニール袋による汚染を減らすには、消費者各自の日常における意識向上も不可欠と指摘されている。現在、中国で1日に消費される各種ビニール袋は30億枚以上で、毎日1人がビニール袋1枚のみを使用したならば、1日に20億枚が削減できるという。レジ袋の削減にはエコバッグなどを使うことが望まれている。（翻訳・編集/汪葉月）