<北京五輪>「無煙」実現に、公共スペース禁煙がスタート!罰金も―北京市

Record China    2008年5月2日(金) 10時12分

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5月1日から「北京市公共場所禁煙範囲規定」が施行され、北京市内の公共の場所での喫煙が基本的に禁止された。なお違反者や違反組織には罰金も課せられるという。

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2008年5月1日から「北京市公共場所禁煙範囲規定」が施行され、北京市内の公共の場所での喫煙が基本的に禁止となった。今回の規定は「無煙五輪」の実現と国際公約の履行のために施行されたもので、規定の違反者や違反組織には罰金も課せられるという。「北京晩報」が伝えた。

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この規定では、公共の場所を禁煙のレベルによって「全面禁煙」「部分的に禁煙」「特殊な公共の場所」の3段階に分類している。

「全面禁煙」の場所は、病院や医療施設、託児所、幼稚園、小中学校、体育館、スポーツ施設および観客席など10種類。

「部分的に禁煙」の場所は、公園、娯楽施設、レストラン・飲食店、公共交通機関の待合室などで、現状から判断して「全面禁煙」の実施ができないため、喫煙ルームや喫煙エリアを設定し、個別具体的に規定するとしている。

また、「特殊な公共の場所」としてホテル、旅館、宿泊施設などを指定し、禁煙ルームや禁煙フロアなどの設置を定めている。

北京市では規定の厳格な運用のために、監視員10万人以上を動員する予定で、施行初日となった1日、市内のいたるところで「禁煙検査員」の名札をつけた監視員が見られた。またホテルでは「禁煙フロア」、レストランでは「喫煙エリア」などの表示が目に付いたという。(翻訳・編集/HA)

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