Record China 2008年4月29日(火) 21時3分
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28日、国家統計局国民経済核算司の彭志龍司長は、中国政府が掲げた08年のCPI(消費者物価指数)伸び率を4.8%以下に抑制する目標の達成は難しいとの考えを明らかにした。
2008年4月29日、28日付海峡都市報によると、国家統計局国民経済核算司の彭志龍司長は、28日に北京大学金融研究中心が主催した「中国宏観経済形勢研討会」の席上で、「現在中国のインフレへの流れが短期的に変わることはない」と述べ、中国政府が掲げた08年のCPI(消費者物価指数)伸び率を4.8%以下に抑制する目標の達成は難しいとの考えを明らかにした。
彭司長によると、07年下半期以来、CPIは高値で推移しており、現時点で下落傾向はない。中国は経済全体が過熱状態にあり、特に貸付の方面で顕著に現われている。直近数年の高い経済の伸びが、過剰な流動性、人件費の上昇、金利引き上げ、資本市場の価格押し上げなどを招いていることからみて、短期的にCPIの伸びが下落する可能性は低い。
一方、彭司長は「物価の上昇は抑制可能な範囲にある」と指摘した上で、物価の伸びが経済成長を下回っていることから「中国がインフレに陥ったというには早すぎる」と述べた。(翻訳・編集/KS)
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