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9日に開催された湖南全省洪水災害対策記者会見において、同省では6月22日以来、近年類を見ないほどの、長時間かつ広範囲、猛烈な強さの雨が降り続いており、全省14市・州の120県・市・区が被災している状況が明らかになった。
9日に開催された湖南全省洪水災害対策記者会見において、同省では6月22日以来、近年類を見ないほどの、長時間かつ広範囲、猛烈な強さの雨が降り続いており、全省14市・州の120県・市・区が被災している状況が明らかになった。大まかな統計によると、7月8日午前10時の時点で、全省で1223万8千人が被災、83人が死亡・行方不明となっている。新華社が伝えた。
6月22日以来、湖南省では過去に経験したことのない強い降雨および洪水の災害に見舞われた。湖南省洪水・干害防止指揮部弁公室の羅毅君・主任は、今回の強い降雨の主な特徴として、以下を挙げた。
1)持続時間が長く、対象範囲が広く、非常に強い
2)洪水の勢いが極めて激しく、劣悪のタイミングに見舞われ、多くの観測地点で過去の記録を上回った。湘江の主流全域で安全水位をオーバーした。洞庭湖では、最大流入・流出水量が、いずれも1949年以来の最大記録を更新した。(編集KM)