李克強総理が夏季ダボス会議で外資系企業に発したメッセージとは

人民網日本語版    2017年6月30日(金) 5時10分

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李克強総理はサ2017年度ニュー・チャンピオンズ年次総会(夏季ダボス会議)の2つの「山場」に出席し、力強いメッセージを発した。

李克強総理はサ2017年度ニュー・チャンピオンズ年次総会(夏季ダボス会議)の2つの「山場」に出席し、力強いメッセージを発した。27日の開幕の挨拶及び28日の国際ビジネス界代表との対話だ。

【『メイド・イン・チャイナ2025』は決して門を閉ざさない】「メイド・イン・チャイナ2025」は外国の装備を買わないことが目的だとの誤解があるが、これはあり得ない。中国の開かれた市場は企業の自主選択権を増やすのみだ。さらに重要なこととして、グローバル化の中、門を閉ざして自らの装備の質と水準を高めるのは、客観的状況を無視して物事を進めるに等しい。中国はドイツや米国などの国と協力を繰り広げており、さらに多くの外国の装備製造製品や技術が中国市場に入るだろう。

【中国の『インターネット+』は世界に向けたもの】中国の「インターネット+」の多くのクラウド・プラットフォームは外国の企業と個人の登録を受け入れており、基礎通信・付加価値面の対外開放も途上国で最高水準だ。中国政府は包摂的で慎重な管理・監督方式を採用し、ネット上の詐欺・偽物販売行為を断固として取り締まり、外国企業と中国企業の共同発展を図る。

【中国での企業合併・再編への外国企業の参加を歓迎】中国の改革推進過程は外国資本、外資系企業、外国の頭脳の参加を必要とする。われわれは外国企業が中国で企業合併・再編に参加することを歓迎するとともに、外資へのサービス業参入条件を一層緩和し、ネガティブリストによる管理を実施し、WTOの政策に合致して国内企業に与える支持に照らし、中国で登記した企業でさえあれば平等に扱う。

【中国は貿易の円滑化を加速】第1に単一窓口を推進し、通関手続きを簡素化する。第2に通関に要する時間を短縮する。今年は通関時間をさらに3分の1に短縮し、あまり長い時間をかけずに世界先進水準に達することを目指す。第3に国際協力、特に管理・監督当局の相互承認を強化して、通関過程における企業の重複承認を回避する。

【外資系企業が関心を持つ一部分野の外資株式保有率規制を緩和】中国は対外開放を積極的に自ら拡大し、国際競争力のあるビジネス環境を築く。サービス業、製造業の市場参入を一層緩和し、外資系企業が関心を持つ一部分野の外資株式保有率規制を緩和し、ネガティブリストによる管理モデルを推進・整備する。政策支援において内資企業と外資企業を平等に扱い、単一窓口の登記・登録を推進する。

【中国経済の質的向上を示す三つの変化】中国経済の成長は過去の過度に投資に依存し、輸出が牽引するものから、消費が牽引し、サービス業が先導し、内需が支えるものへと変化しつつある。昨年、経済成長に対する消費の寄与率は64.6%に上昇し、生産額(付加価値ベース)に占めるサービス業の割合は51.6%に上昇し、経常収支差額の対GDP比は1.8%にまで下がり、すでに内需が力強い柱となっている。こうした重大な変化は、中国経済の質的向上をはっきりと示している。(編集NA)

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