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26日、カナダ在住の中国系男性が、ネット上でカナダ国籍や永住権を放棄し、中国への愛国心を示すよう呼び掛けている。写真はデモの現場となったラサ市の寺院・ジョカン。
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2008年4月26日付「綜合新聞」によると、カナダ在住の中国系男性が、ネット上でカナダ国籍や永住権を放棄し、中国への愛国心を示すよう呼び掛けていることが明らかになった。
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今月13日、カナダの首都オタワで行われた「413反チベット独立集会」が多額の借金を抱えている事実を受けて、全額肩代わりするとネット上で申し出たのがこのペーター・ウー氏。しかし、413組織委の代表がカナダ国籍や永住権を放棄することを条件として提示している。つまり、中国に対する敬愛とカナダ政府に対する不満を行動で示すよう求めているのだ。
ウー氏はネット上で次のような声明を発表している。「ハーパー首相をはじめとするカナダ政府は、チベット独立を支持してダライ・ラマと会見し、世界平和を象徴する五輪開幕式への欠席を表明している。さらに、CBCなどカナダの主要メディアは五輪聖火リレーを利用してわが国を批判した。断じて容認できない」。
河北省出身のウー氏は、カナダ在住10年の事業家。13日に行われた「反チベット独立集会」に参加したが、ただ叫ぶだけではなく実際の行動で中国への愛国心を示さねばならないと感じたという。そのため、中国系住民に対して、カナダ国籍や永住権を放棄し、カナダ政府に激しく抗議するように呼び掛けている。
ウー氏は取材に対し、どのくらいの人がこの呼び掛けに賛同するか判らないと答えながらも、影響力のある413組織委の代表が率先して行動で示すよう望んでいると語った。(翻訳・編集/下妻)
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