中国のポータルサイト・捜狐に28日、日本で中国人女優ファン・ビンビン（范冰冰）の知名度が急上昇中だと伝える記事が掲載された。

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きっかけは、今月11日に日本テレビで放送された「世界の果てまでイッテQ！」。タレントの出川哲郎が「パパラッチ出川」としてカンヌ国際映画祭を取材するというコーナーで、出川がリムジンから降りて来たファン・ビンビンとツーショット写真を撮ることに成功した。

テレビに映った時間はわずかだったが、ツイッターでは「イッテQにちょこっと出てた中国の女優さんが美しすぎる」「范冰冰がすごく美人でびっくりした」「こんなきれいな人初めて見た！」などと話題になり、検索数も上昇。出川が撮影の際に、「ビンビンビンビンビン」などと連呼したことも注目を集めるポイントになったようだ。

ファン・ビンビンは中国山東省出身の女優。1981年9月16日生まれの35歳。中国だけでなく「X−MEN」などハリウッド映画にも出演しているほか、今年4月には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。また、中国紙が発表した「2017有名人収入ランキング」のエンタメ部門で1位を獲得。日本でもかつてサントリーのウーロン茶のCMに出演したことがある。

記事はファン・ビンビンと共に、日本で人気になった中国の芸能人として、テレサ・テンやビビアン・スー、リン・チーリン（林志玲）らを紹介している。（翻訳・編集/北田）