Record China 2017年6月19日(月) 13時50分
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サッカーの三浦知良の実父で日中友好サッカー連盟の納谷宣雄理事長代理はこのほど、「中国が強くならなければ、日本も強くなれない。日本が強くならなければ、韓国も強くなれない」と述べ、3カ国が切磋琢磨(せっさたくま)することの重要性を指摘した。資料写真。
2017年6月17日、参考消息網によると、サッカーの三浦知良の実父で日中友好サッカー連盟の納谷宣雄理事長代理はこのほど、中国・広州で英BBC中国語版の取材に応じ、「中国が強くならなければ、日本も強くなれない。日本が強くならなければ、韓国も強くなれない」と述べ、3カ国が切磋琢磨(せっさたくま)することの重要性を指摘した。
中国はサッカー好きとして知られる習近平(シー・ジンピン)国家主席の主導の下、サッカー強国に向けた取り組みを進めている。2020年までに全国にサッカー重点校を2万校に、サッカー場を7万カ所以上に増やす計画だ。
かつてアマチュア選手としてプレーし、後にユース世代の指導者として日本サッカーの発展において重要な役割を果たしてきた納谷氏は2年前、日中友好サッカー連盟を立ち上げた。日本サッカー協会とJリーグの支援の下、半公式的な組織として、ユース世代の育成を含む日中のサッカー交流に尽力している。
1960年代からユース世代の育成に携わるようになった納谷氏によると、50年間に指導した選手は数千人に上り、うち100人以上がプロ選手となり、約30人が日本代表入りした。
納谷氏は「欧州や南米のサッカーが強大なのは、隣に自分たちより強い国があるためだ。競争効果がそれぞれのレベルアップを促す」とし、「中国、日本、韓国はアジアサッカーの『黄金の三角形』になるべく努力すべきだ。交流や切磋琢磨なしに3カ国のレベルが向上することは難しい」と語った。
納谷氏は広州で行われた「チャイナ・フットボール・サミット」での講演で「中国でW杯が開催され、日中韓3カ国が4強に進出する。これが75歳の私の願いだ」とも語っている。(翻訳・編集/柳川)
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