中国版「深夜食堂」の酷評には理由があった…、「大人の事情」を監督暴露!「神回」で盛り返しムードも―中国

Record China    2017年6月17日(土) 11時0分

拡大

16日、「インスタントラーメンの長編CM」と批判された中国版「深夜食堂」の初回放送について、ツァイ・ユエシュンがその原因を暴露している。写真は「深夜食堂」第6話のマーク・チャオ。

(1 / 2 枚)

2017年6月16日、「インスタントラーメンの長編CM」と批判された中国版「深夜食堂」の初回放送について、ツァイ・ユエシュン(蔡岳勳)がその原因を暴露している。聯合報が伝えた。

その他の写真

中国版ドラマ「深夜食堂」が今月12日、中国や台湾で配信をスタート。中国ではもともと日本版のドラマの人気が高く、それだけに高い関心を集めた中国版だが、初回放送を終えたとたんに批判の声がネット上に轟いた。初回でテーマとなった料理はインスタントラーメンだったのだが、そのラーメンが頻繁に登場しすぎて、「まるでラーメンの長編CMだ!」とネットユーザーが怒りの声を上げている。

このドラマを手掛けたのは、「ブラック&ホワイト」など数々のヒット作を生んできた台湾のツァイ・ユエシュン監督。「ラーメンCM」と批判されたことについて、実はスポンサー企業との問題や、契約内容に取りこまれていないため、自分の意見を汲み取ってもらえないなど、制作の裏に複雑な事情があることを暴露している。

ツァイ・ユエシュン監督によると、同ドラマには自分以外にも2人の監督が参加している。問題のラーメンについて、「本当はわずかに登場するだけだったが、その後どんどん増えて、最後には『これは何だ!?』というレベルになった」と話す。「これは映像監督の誰もが直面している悩みだ」と、大きな圧力に悩まされる現場の状況について明かしている。

まさに悪評紛々といった「深夜食堂」だが、第6話からは巻き返しを見せ始めている。台湾の俳優マーク・チャオ(趙又廷)が聴覚障害を持つシングルファザーを演じているのだが、ネットユーザーの間で「神回」として話題に。「予告だけで泣ける」「すばらしい演技」「マーク・チャオに救われた」などと絶賛のコメントが寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携