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現代・起亜自動車のリコールが大幅増、今年のリコール台数は過去最高の可能性も―韓国

Record China    2017年6月17日(土) 12時50分

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16日、韓国・毎日経済によると、現代・起亜自動車のリコール件数が大きく増えており、今年の韓国内リコール台数が過去最大なる可能性が出てきた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は現代の看板。

2017年6月16日、韓国・毎日経済によると、現代(ヒュンダイ)・起亜(キア)自動車のリコール件数が大きく増えており、今年の韓国内リコール台数が過去最大なる可能性が出てきた。

国土交通部と環境部によると、今年に入り安全性・排ガスなどの問題で、リコールの決定が下された国産・輸入車は全398車種、83万5910台に達し、その約67%が現代・起亜車だという。

まだ上半期が終わってない状況だが、すでに昨年1年間のリコール台数(67万3868台)を超えている。年間規模にすると、2010年以降で最多のリコールが行われた2014年(114万4323台)より多くなるという観測も出ているとのこと。

現代・起亜自動車は今年4月、自社が開発製造する直列4気筒エンジン「シータ2」の欠陥を認め17万台のリコールを決定。聴聞会の結果、初の強制リコール対象となり、今月から12車種23万8000台の欠陥是正作業に入った。

記事は、今年の現代・起亜自動車のリコール台数がさらに増える可能性を指摘している。

韓国のネットユーザーからは「初めからちゃんと造っていれば、こんなことにはならなかった」「全車種リコールすべきでは?」「ここまで来たら、現代・起亜自動車はリコール対象じゃない車種も含めて、すべての車種の無償保証期間を10年に伸ばすくらいの姿勢を見せるべきなんじゃないか?」など、批判の声が多く寄せられた。その一方で、「リコール隠しよりはよっぽどマシ」と、リコールを明らかにした姿勢を評価する声もあった。

また、いつも批判の的となっている現代自動車の労働組合に対しては「貴族労組(生産ラインの労働者年収が約1000万円と言われる)をなくせ。そうすれば正しい現場になる」「品質の低い製品を世に出す原因となった貴族労組は、おかまいなしにストライキをしている」などと、今回も厳しい声が寄せられた。(翻訳・編集/三田)

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