2008年4月22日、22日付中国証券報によると、中国国内の投資信託会社58社の2008年1−3月期決算が出そろい、同58社が取り扱う投資信託、計346本の運用損失が概算で6474億9900万元に上ることがわかった。

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株式市場の低迷による株価の下落が直接的な原因で、株式投資を主とする投資信託だけでも4655億8500万元の運用損失を出した。

株式投資を縮小する動きも鮮明で、同346本の投資信託の株式への投資比率は3月末で74．66％に縮小。投資信託が中国大陸株式市場に流通する人民元建てA株の時価総額に占める割合も23．2％と前年末と比べて3．3％縮小した。

業種別にみると、金融、鉄鋼、交通・運輸セクター企業の株式売却が目立ち、国営の大手証券会社、中信証券に投資する信託数は前年末の109本から3月末は39本に激減した。（翻訳・編集/HI）