この「abuse machine(拷問する機械)」いう料理、正解は「油淋鶏(ユーリンチー)」だった。どうやら翻訳の過程で、油淋鶏の韓国での読み「ユリンキ」から「じゅうりん機」の意と解釈、それが「abuse machine」になってしまったようだ。韓国文化観光体育部が提供している観光用語外国語用例辞典によると、油淋鶏は英語では「fried chicken in hot and sour soysauce」と表記しなければならない。
明洞のさまざまな飲食店を調べた結果、でたらめな英語でメニューを表記しているところが多数発見された。店独自に翻訳したとみられる例がほとんどで、例えば「Tteok―bokki」と表記すべき「トッポッキ(餅の甘辛炒め)」が「Dokboki」と表記されていたり、また「炭火焼き肉」がなぜか「charcoal broiled」と単に「炭火で焼いた」という形容部分のみで表記されたケースも。また「サンナクチ(タコの踊り食い)」の場合、「live octopus」が正しい表記であるにもかかわらず、「live long arm octopus」と表記する店もあったとのこと。
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