<チベット>イメージ悪化でフランス人観光客が激減、不買運動も影響―中国

Record China    2008年4月21日(月) 18時41分

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18日、年初来、フランスから中国を訪れる観光客は減少傾向にあり、特にチベット騒乱発生後は激減していることが旅行関係者の証言で明らかになった。写真はチベット舞踊。

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2008年4月18日、フランス・パリで発行されている中国語紙「欧州時報」によると、今年初頭以降、フランスから中国を訪れる観光客は減少傾向にあり、特にチベット騒乱発生後は激減していることが旅行関係者の証言で明らかになった。

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それによると、今夏の北京五輪で活況が期待されていた旅行業だが、今年1月と2月のツアー予約数は全体で前年同期比50%減、3月は恐らく75%減になると予想されている。特にフランスからの観光客が伸び悩んでおり、中国国内の激しいフランス製品不買運動が影響していることは明らかだとしている。

フランスからの中国ツアー客はこれまで順調な伸びを見せており、07年には前年比15.2%増の延べ46万3000人が訪れたが、現地旅行代理店は、「政治的要素や安全問題により、フランス人は2度と中国旅行には行かないだろう」「アジア旅行の売れ行きは好調だが、中国だけは別だ」と今年の不人気ぶりを明かしている。

また、フランスの中国之家旅行社は、「フランス人の中国に対する興味は非常に深い。だがチベット騒乱によりフランス全体で中国に対するイメージが悪くなり、今夏の中国旅行を諦めたのでは」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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