2017年5月25日、中国版ユーチューバーたちが登場して注目された今年のカンヌ国際映画祭だが、レッドカーペットの価格表がネット上で拡散されている。捜狐が伝えた。

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第70回カンヌ国際映画祭の開幕セレモニーのレッドカーペットでは、映画界とは無縁のはずの中国版ユーチューバーたちが続々と登場。「中国国旗ドレス」「ドラえもんドレス」などといった個性的すぎるデザインの衣装を着て、得意顔でカーペットを歩く姿は、ネット上で「国の恥」と批判され、共産党系メディアも法的措置をチラつかせる騒ぎとなっている。

ここ数年、出品作もないのにレッドカーペットを歩く中国人女優たちが話題になり、ネット上では権利を売買する「価格表」が出現してきた。今年、大挙して押し寄せた中国版ユーチューバーたちも利用したのではないかと思われるこの「価格表」が、現在ネット上で拡散されている。

この「価格表」を見ると、最低1万ユーロ（約125万円）を支払えば、開催期間中のレッドカーペットの3等席が購入できる。なお、この最安値の3等席には、「時間制限または警備上の問題により、確実にレッドカーペットを歩けると約束できるものではない」との注意書きが添えられている。（翻訳・編集/Mathilda）