Record China 2017年5月22日(月) 7時30分
拡大
20日、環球時報は記事「3つの理由から私たちは中国こそがシェアリングエコノミーの未来だと確信した―米メディア」を掲載した。新たなシェアリングエコノミー関連サービスは中国から生み出されることになるという。写真は雨傘のシェアリングサービス。
(1 / 2 枚)
2017年5月20日、環球時報は記事「3つの理由から私たちは中国こそがシェアリングエコノミーの未来だと確信した―米メディア」を掲載した。
【その他の写真】
米ブルームバーグは19日、記事「中国はシェアリングエコノミーの未来だ」を掲載した。ここ数カ月、シェアリングエコノミー関連の中国ベンチャーが活発な動きを見せている。モバイルバッテリーのシェアサービスは1億5000万ドル(約167億円)以上の融資を獲得。雨傘のシェアリングサービスは広東省広州市で50万本の提供を開始した。運動場でのバスケットボール・シェアもメディアで大々的に取り上げられている。
カーシェアリングのUBERや住宅のAirbnbなど米国発のシェアリングエコノミーがよく知られているが、中国は今、さまざまなサービスが百花繚乱の状況だ。シェアリングエコノミー関連企業の資金調達額は16年には約250億ドル(約2兆7800億円)に達している。
世界のどの国と比べても、中国のシェアリングエコノミーには可能性がある。その背景には3つの理由があると考えられる。第一に中国のミレニアル世代はECやその派生サービスに積極的で、シェアリングエコノミーによる節約にも果敢に取り組んでいる。高齢者も節約好きの国民性があり、シェアリングエコノミーに違和感を感じていない。
第二に中国人の消費特性はきわめて変化が早いという点がある。シェアリングエコノミーによってより良好な製品を手に入れられるなら、躊躇(ちゅうちょ)なく消費習慣を変えるだろう。そして第三に、最も重要な要因が、中国人はモバイルペイメントを愛用している点にある。16年のモバイルペイメント決済額は米国の50倍に達した。QRコードをスキャンしての支払いは中国ではもはや珍しい光景ではない。
こうした背景がある中、新たなシェアリングエコノミー関連サービスはシリコンバレーではなく、中国から生み出されることになるだろう。どのようにシェアリングエコノミーを発展させていくか、中国が世界の模範になることは間違いない。(翻訳・編集/増田聡太郎)
この記事のコメントを見る
人民網日本語版
2017/4/24
2017/3/23
BRIDGE
2017/3/2
Record China
2016/12/12
2016/3/1
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る