Record China 2017年10月2日(月) 22時10分
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2日、韓国メディアによると、韓国野党「国民の党」の安哲秀代表が「今回の国会の国政調査(今月12〜31日)で日韓慰安婦合意問題を主要議題として扱う」との考えを明らかにした。写真はナヌムの家併設の日本軍慰安婦歴史館。
2017年10月2日、韓国・ソウル経済などによると、韓国野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が「今回の国会の国政調査(今月12〜31日)で日韓慰安婦合意問題を主要議題として扱う」との考えを明らかにした。
安代表は同日、元慰安婦らが共同生活を送るソウル近郊の施設「ナヌムの家」を訪問し、「私は合意自体を原点から再検討しなければならないと何度も主張し、現政府も同じ話をした」と述べ、「今回の定期国会中の国政監査で必ず取り上げ、それを強く要求する」との考えを明らかにした。また、安代表は「現在、安保や北朝鮮の核問題のために難航しているとはいえ、核問題は今日明日で解決する問題ではなく非常に長くかかるものだ」と指摘し、「それならば(慰安婦問題を)同時に進めるのが正しい」と主張した。
これは先月7日にロシアで行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相の会談で、歴史問題での対立を前面に押し出すより安定して管理しようとの趣旨で一致したことに対する発言とみられている。当時、会談後に両首脳は「両国は過去の歴史問題を安定して管理しつつ、未来志向で実質的な交流と協力を強化していく」と発表していた。
安代表と面会した元慰安婦は「過ちを正直に話せば私たちも寛大に受け止める」とし、「歴史にそれ(慰安婦被害の事実)が表れているため、この問題は必ず解決されなければならない」と強調した。
この報道に寄せられた韓国のネットユーザーからのコメントは安代表に対する批判的なものが多く、中でも「合意当時は文句を言っていたくせに」「この前まで『過去に執着するな』と言っていなかった?」「彼はいつも口だけで行動が伴わないから信頼できない」など過去の発言との矛盾を指摘する声が多い。
その他にも「存在感をアップさせたいだけでしょ?慰安婦被害者を利用しないで」「支持率を上げるためのショー。ご苦労様」「次の大統領選挙はまだまだ先だよ?」「裏合意を明らかにしたい気持ちが本当にあるのなら、政府の行動に口出ししないで」など厳しい声が目立った。(翻訳・編集/堂本)
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