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15日、今年初めの西南地区大雪災害の影響を受け、広東省のライチ産地では、今年の収穫量の減少が予想されている。価格も例年の2倍以上になる見込み。資料写真。
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2008年4月15日、今年初めの西南地区大雪災害の影響がここにも―。中国全土における収穫量の70%前後を占める広東省のライチ産地では、今年の収穫量の減少が予想されている。価格も例年の2倍で、高級品種は予想がつかないという。新快網が伝えた。
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華南農業大学園芸学部果樹学科の教授は、取材に対し、今年は広州市郊外の有名なライチ産地で、一般的な品種がつぼみをつけた割合は7〜8割。だが高級品種は楽観できない状況のため、全体での開花率は2〜3割にしかならない見込み。しかも花の質が期待できないため、収穫量や果実の品質にも影響が出ることは必至。一方、収穫量が安定している品種では、全体としては悪くはないようだ。
教授によると、今年のライチ減産は確実で、全体では去年の5〜6割減となる見込み。今回の減産は大雪災害がライチの成長に影響を与えたこともあるが、一番の原因は2〜3月に低温と曇りや雨の天気が続いたことだという。旧暦の正月以降、果樹の成長を回復させる天候条件がなく、「開花率と花の質が去年に比べ劣るという結果を招いた」と話している。(翻訳・編集/YY)
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