2017年5月6日、中華圏で人気沸騰した韓国の俳優コン・ユが、台湾に続いて香港でもファンミーティングを開催した。捜狐が伝えた。

コン・ユは昨年の映画「釜山行き」と主演ドラマ「鬼（トッケビ）」のヒットにより中華圏でも大ブレーク。4月末に初めて台湾を訪問し、満を持してファンミーティングを開催した。これに続いて5月6日、香港でもファンミーティングを開催。会場には4500人のファンが集まった。

このファンミーティングでは、韓国の人気女優コン・ヒョジンが特別ゲストとして登場するサプライズもあり、ファンを歓喜させている。ユニセフ韓国委員会から「子どもの権利条約」特別代表に任命されているコン・ユだが、今回の収益の一部を香港の子どもたちに贈ることも明らかにしている。

中国ではここ数年、イ・ミンホ、キム・スヒョン、ソン・ジュンギといった韓国人俳優が続けてブレークし、「韓流天王」として巨大な中国市場でがっちり稼いできた。しかし昨年秋以降、在韓米軍への高高度防衛ミサイル（THAAD）を決めた韓国に対し、中国が制裁措置として韓流タレントの締め出しを強行。このため、コン・ユは「釜山行き」の中国上映のめどが立たないほか、現地で活動するチャンスにも恵まれず、ファンからは「不運すぎる」と嘆く声も上がっている。（翻訳・編集/Mathilda）