<聖火リレー>中国出身の武術家、アルゼンチン人の弟子200人を沿道に配置!―ブエノスアイレス

Record China    2008年4月12日(土) 23時52分

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4月11日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの聖火リレーを守るため、中国出身の武術指導者が、アルゼンチン人の弟子200人を警備ボランティアとして沿道に配置するという。写真は聖火リレーの様子。

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2008年4月11日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの聖火リレーを守るため、現地で暮らす中国出身の武術指導者が、アルゼンチン人の弟子200人を警備ボランティアとして沿道に配置するという。北京市の「法制晩報」が伝えた。

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長男がアルゼンチン国家武術チームの監督をしているという銭蘭根(チエン・ランゲン)氏は上海出身の59歳。中国で鍼灸、按摩が専門の漢方医をしていたが、1985年に身重の妻とともにアルゼンチンに渡ったという。言葉の不自由な外国で、彼が最初に行った仕事が太極拳や気功を現地の人々へ教えることだった。これが大当たりして、彼の道場「銭式武館」はあっという間にアルゼンチン国内に広まった。現在では海外数か国にも道場があるとのこと。

今回、聖火を守るため各地から集まった銭氏の弟子200人は、全員アルゼンチン国籍で30歳から40歳までの屈強な男性。5人から10人を1チームとして、現地時間の11日午後0時15分までに200人全員を聖火リレーの通過地点に配置する予定。銭氏は「大切な聖火を守るのは中国人として当然のこと」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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