2008年4月6日、浙江オンラインが伝えたところによると、アテネ五輪金メダリストの元水泳選手、羅雪娟（ルオ・シュエジュエン）が浙江省紹興市のイベント「五輪金メダリストに会おう」に出席。不機嫌な態度に終始し、あげくにサインを求める子供を「サイン？あげない」と怒鳴りつけたという。五輪イヤーに国を挙げてマナー向上を呼び掛けている折、傍若無人な元アスリートの姿勢に批判が高まっている。

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羅雪娟は、アテネ五輪の女子100m平泳ぎで金メダルを獲得。世界選手権でも金メダルに輝くなど中国を代表する名スイマーだった。その美貌もあって引退後も人気は健在、アテネの北京五輪採火式では聖火ランナーを勤めた。

しかし、このイベントでは不機嫌な態度を隠さず、司会者の「今は北京大学国際関係学院に在籍しているそうですが、同校を選んだ理由は？」との質問に「何度もインタビューで答えたからそれを見て」とつれない一言。また、イベント終了後にサインを求めて集まってきた子供たちに「何やってんの？列を作りなさいよ」と一喝して女の子を泣かせる始末。さらにはサインしてもらおうと水泳帽を差し出した子供に「サイン？あげない。欲しいんだったら袋から出して渡しなさい」と怒鳴りつけた。

羅は「勝ってライバルを泣かせてやるわ」「私は猛獣、メダルは獲物よ」などの強気な発言でも知られている。最近では飛びこみの女王・郭晶晶(グオ・チンチン)の失言ばかりがクローズアップされているが、こちらの元祖強烈美人アスリートも負けていないようだ。（翻訳・編集/KT）