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<コラム>大事な気持ちを胸に秘める日本人、自分の思いを精一杯表現する中国人

むらさわりこ    2017年4月16日(日) 14時10分

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今回は中国人と日本人の恋愛観の違いについて書いてみる。資料写真。

夫は中国の福建省出身だ。夫の実家は暖かく、村の人はみんな仲が良い。村の人は外に座ってラーメンを食べたり、麻雀をしたりとのんびり穏やかに暮らしている。台湾に近いため年間を通して暖かく、海が近くて食べるものには困らないので人々は比較的陽気で呑気なのだ。

そんな穏やかな村をうらやましく思っていることを伝えると、中国人夫からは「そんなことはない。陰口や悪口もたくさんある」という答えが返って来た。どんな悪口なのかと気になり夫に聞いてみると、少し面白い答えが返って来た。いわく「あそこの家の子供は親孝行してないとか、あそこの子供は高校生なのに彼氏がいる、とか」。そこで今回は、中国人と日本人の恋愛観の違いについて書いてみようと思う。

日本人の私は高校生で彼氏がいるのは普通なのでは?という感想を持つ。しかし中国人の夫の世代(20代後半)からすると高校生なのに恋人がいるというのはいわゆる「不良」扱いらしい。親と一緒に暮らしているうちは恋人は作らないというのが中国人のスタンダードなのだという。ちなみに台湾では中学生ぐらいから恋人を作り始めるらしい。

また、日本人は女性から告白することも少なくないが、中国ではほとんどない。理由は「恥ずかしいから」(by夫)だそうである。恥ずかしいのは男性も同じでは?と思うのだが。告白させるように仕向けるのが女性の仕事なのだ。

一度付き合うと中国人は1人の人を長く一途に思う…というのがステレオタイプのイメージだが、私や夫の周りの中国人は結構恋愛に積極的で恋人がコロコロ変わる人が多い。彼女と別れた…もう人生終わりだ!と大泣きしていたと思ったら、数カ月後には可愛い彼女を連れて尽くしまくっていたりする。余談だが、中国人男性は泣きたい時は思い切り泣く。男だからあまり泣いちゃいけないというのはない気がする。

中国人は男性と女性が平等で、経済的にお互い独立しているので、気持ちがなくなったらさっさと別れて次の人と恋愛する、という考えも若者の間ではかなり広まりつつあるようだ。

また中国人男性は恋人や妻には本当に優しい。好きで好きで仕方なくて、これでもかというくらい尽くす(大学生になるまで恋愛を実質禁止されていた反動かと私はにらんでいる)。美味しい手料理は彼女に求めるものでなく彼女に振る舞うものである。中国人は「好き」も何度も口にする。日本人としは大事な「好き」の気持ちは言葉にすると減ってしまうような気がするが、中国人は言葉にすればするほど増えていくと思っているように感じる。

それなのに別れる時はスパッと別れるのが中国人だ。基本的に自分の考えを変えないので「あなたはこう」「私はこう」と意見が分かれてそれが受け入れられないものであれば、潔く別れるのだ。そして思い切り悲しんで、また新しい恋に全力投球する。中国人の恋愛観は日本人のものと大きく違う。日本人の私としては恋愛に対する彼らのパワフルさに驚愕するばかりなのである。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

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