これで外食が安全に?中国を震撼させた「下水油」、航空燃料として利用へ―香港メディア

Record China    2017年4月10日(月) 6時0分

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7日、参考消息網は記事「中国企業が“下水油”由来の航空燃料を大量生産=料理の匂いはしません―香港メディア」を掲載した。計画中の工場が完成すれば、10万トンの“下水油”から3万トンの航空燃料を製造する能力を有する。写真は安徽省合肥市の下水油工場。

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2017年4月7日、参考消息網は記事「中国企業が“下水油”由来の航空燃料を大量生産=料理のにおいはしません―香港メディア」を掲載した。

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香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは1日、中国石化鎮海煉化(鎮海煉化)に関する記事を掲載した。同社は“下水油”、すなわち廃棄された食用油から航空燃料を作り出す事業を推進している。現在計画中の工場が完成すれば、10万トンの“下水油”から3万トンの航空燃料を製造する能力を有するという。2017年の着工予定。

すでに2015年3月に上海・北京便で試験飛行が行われたが、トラブルは起きていないという。同社広報担当は「絶対に安全だ」と強調。また食用油から精製されたとはいえ、「料理のにおいはしない」とのことだった。将来的には“下水油”燃料は国際便、とりわけ高額の炭素排出税が課される国に飛ぶ路線向けに販売される予定だ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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