1人当たりGDPがアジア第1位に、格差も広がる―マカオ

Record China    2008年4月5日(土) 13時13分

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4月3日、マカオの1人当たりのGDPが25.9%上昇、36357ドル(約371万円)となり、アジアで1位になったが、実際には一般市民の収入に大きな変化はなく、格差が広がっている。写真はマカオ。

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2008年4月3日、マカオ日報の報道によれば、マカオ特別行政区の2007年総生産額が27.3%成長、1人当たりのGDPが25.9%上昇し36357ドル(約371万円)となり、アジアで1位になった。中国新聞網が伝えた。

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1人当たりGDPで、マカオは07年にシンガポール、ブルネイ、日本を抜き、アジアで最も裕福な地域となった。世界ランキングでもドイツ、フランスに続く20位に入った。

しかし、ある研究者によれば「これは数字のマジックにすぎない」とし、1人当たりGDPは急速な経済発展に伴い上昇したが、実際にはマカオ住民の収入は他の国や地域と比べ依然として相対的に低く、07年の収入増加幅は7.5%に過ぎないと指摘。正社員として働く人は比較的裕福にはなってきているが、その一方で、アルバイトで生活している人の収入は上がっていないなど、格差が生まれているという。(翻訳・編集/岡田)

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