スプライトに「虫」混入で、巨額慰謝料請求へ=会社側の責任回避に激怒―北京市

Record China    2008年4月4日(金) 17時24分

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3日、北京市内で購入したコカコーラ社製の「スプライト」に虫が混入していたとして、近く同社を相手取り、慰謝料100万元(約1400万円)を求める訴えを起こすことがわかった。資料写真。

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2008年4月3日、北京市内で購入したコカコーラ社製の「スプライト(中国名:雪碧)」に虫が混入していたとして、購入した市民が近く同社を相手取り、慰謝料100万元(約1400万円)を求める訴えを起こすことがわかった。北京の夕刊紙「北京晩報」が伝えた。

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訴えを起こすのは北京在住の高(ガオ)さん。昨年6月、市内のスーパーで1ダース購入したうちの1本に、長さ3cmほどの虫が混入しているのを発見。あまりの気持ち悪さにその後「スプライト」と聞くだけで家族全員「胃がムカムカするほどの嫌悪感」を抱くようになった。

そこでまず高さんは大興法院(裁判所)に、代金5元(約70円)の返還と精神的慰謝料1万元(約14万円)の請求、及び問題の商品回収と原因解明を求める訴えを起こす。ところが北京コカコーラ飲料有限公司は、「原告の精神的苦痛に関する証拠がない。スーパーで購入したものなので、原告と直接の売買関係は生じていない」と反論した。

これに対し高さんは「誠意がない」と激怒。先の訴えを取り消し、改めて精神的慰謝料100万元(約1400万円)を求める訴えを起こす考えを明らかにした。(翻訳・編集/NN)

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