<再審>死刑判決の元証券会社幹部、審議始まる=12億円の横領で―北京市

Record China    2008年4月3日(木) 15時43分

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2008年4月、会社と顧客の資金を横領し死刑を求刑されている楊彦明被告の再審が始まった。検察は罪状が極めて重大であるとして厳しい処罰を求めた。写真は一審での楊被告。

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2008年4月、会社と顧客の資金を横領し死刑を求刑されている楊彦明(ヤン・イエンミン)被告の再審議が始まった。京華時報が伝えた。

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楊被告は中国銀河証券の地区営業部総経理。1998年6月から2003年8月にかけての5年間に横領を働いたとして起訴された。05年12月に死刑の一審判決が言い渡されたが、楊被告は上告、07年5月に北京市高等法院は証拠不十分を理由に差し戻しを指示した。以来、検察は更なる証拠固めを実施、このたび再審議が開始された。

検察は罪状として6500万元(約9億1000万円)の横領、2500万元(約3億5000万円)の流用をあげた。罪状自体に変化はないが金額は200万元(約2800万円)減少している。また検察は楊の犯罪により国家経済に「特別」な損失が生じ、その経緯は「特別」悪質なもので、金額は「特別」大きかったと、3度も「特別」という語を用いて罪状を強調、厳しい処罰が下されるべきだと訴えた。

また警察の取り調べに対し、楊被告は横領金の用途、受け渡し先を黙秘したままで、再審議でこの点が明らかにされるのかについても注目が集まっている。(翻訳・編集/KT)

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