NZの「子どもに学ばせたい第2言語」調査で中国語が断トツ、日本語は奮闘するも韓国語は…―ニュージーランド華字メディア

Record China    2017年3月22日(水) 1時40分

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20日、ニュージーランドの華字メディア・新西蘭中文先駆報によると、同国内で第2言語としての中国語の重要性が高まっているという。資料写真。

2017年3月20日、ニュージーランドの華字メディア・新西蘭中文先駆報によると、同国内で第2言語としての中国語の重要性が高まっているという。

アジアニュージーランド基金会が先日発表した2016年の「ニュージーランド人のアジアやアジア系住民に対する認識」報告によると、84%が「子どもたちに英語以外の言語も学ばせることが必要だ」と考えており、そのうち過半数の53%が「中国語が最も学ぶべき価値のある第2言語」と回答。その主な理由は「ニュージーランドでは中国との貿易、中国からの観光客や移民が増え続けており、中国語の学習がニュージーランドのさらなる経済発展や文化交流に役立つから」だという。

次に多かったのはマオリ語の41%で、以下フランス語が23%、日本語とスペイン語が22%と続いた。韓国語と回答した人の割合はわずか2%にとどまっている。

15年現在の統計では、実際に中国語を学ぶ中高校生の数は4316人と、マオリ語、フランス語、スペイン語、そして日本語よりも少ない状況だという。しかし中国語学習ニーズは大きく高まっており、教育当局が今年中に過去最大規模となる144人の中国語アシスタント講師を中国から呼び寄せ、小中高校で中国語教育に従事してもらう計画を立てているという。(翻訳・編集/川尻

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