Record China 2017年3月13日(月) 17時0分
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12日、クルーズ船の中国人ツアー客3400人がこのほど、韓国の済州島に寄港した際に下船を拒否するという異例の事態が起きた。写真はコスタ・セレーナ号。
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2017年3月12日、クルーズ船の中国人ツアー客3400人がこのほど、韓国の済州島に寄港した際に下船を拒否するという異例の事態が起きた。環球網が伝えた。
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韓国・聯合ニュースによると、この事態が起きたのは11日午後1時ごろ。コスタクルーズの客船コスタ・セレーナ号が寄港するにあたって、港では入国審査や通関業務などの準備は整っており、観光のためのバスも80台余りが待機していた。しかし、乗っていた中国人ツアー客3400人が船から下りることを拒否した。これまでも中国人客が下船を拒否したことはあったが、ここまで大規模なのは初めてだという。
乗っていたのは、ある中国企業のインセンティブツアーでの客。韓国では「在韓米軍の高高度ミサイル防衛システム(THAAD)配備を韓国が決めたことと関連性があるのではないか」との報道も出ている。
このクルーズ船は、福岡から済州島、そして天津へと至る航路をとっている。済州島には1990年代末からクルーズ船が寄港するようになったが、20年余りの間、このような出来事はなかったという。
韓国・ニューシスは12日、「高高度防衛ミサイル(THAAD)問題での報復が現実になった」と報じ、中国政府が韓国旅行を控えるように要請していることを伝えた。16日以降、クルーズ船は運航を当面中止することになっている。今後もこうした事例が増える恐れがあるとの分析もある。
この報道について、中国のネットユーザーからは「よくやった!」「もしTHAADが理由だとしたら、中国の同胞たちに『いいね』を送りたい」「中国人観光客が立ち上がった!」「もう韓国製品は使わない。韓流ドラマも見ない」など称賛の声が多く上がった。一方で「船から降りないならそもそもなんで行ったの?」「日本と韓国という2つの非友好国を回るツアー。参加者は何を考えてるんだ」などの意見もあった。(翻訳・編集/岡田)
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