<中華経済>一人当たりGDPが2000ドル突破―中国商務部

Record China    2008年3月26日(水) 10時58分

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24日、新華社の報道によると、中国商務部はこのほど、同国の一人当たりGDPが2000ドルを突破し、中国は消費型国家への過渡期に入ったと語った。資料写真。

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2008年3月24日、新華社の報道によると、商務部于広洲(ユー・グアンジョウ)副部長は「中国発展高層論壇(中国発展フォーラム)」の席上、一人当たりのGDP(国内総生産)が2000ドル(約20万円)を突破し、中国は消費型国家への過渡期に入ったと語った。

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于副部長の話によると、現在中国の消費市場拡大のスピードは世界有数。携帯電話、国内旅行、ブロードバンドの市場は世界1位、金の装飾品、自動車の市場は世界2位、ぜいたく品及び医療の市場は世界3位。

国際的には国家の一人当たりGDPが2000ドルを超えると、消費急増期に入るといわれる。中国の消費市場はこの5年間平均で13.1%伸び、07年には初めて投資、輸出を抑え消費が経済貢献率のトップとなった。

于副部長によると、09年には中国はアジアで最大の消費市場の一つとなるだろうという。2014年には中国は最大のぜいたく品市場となり全世界23%を占める。住宅事情に関しては一人当たりの延べ面積が毎年4%以上の速度で増加、それが建築材料やインテリア市場に毎年20%の成長をもたらす。また2015年には国内旅行へ行く人が延べ28億人、国外旅行へ行く人が延べ1億人になり、世界第4の旅行客輸出国になると見ている。

また、于副部長は中国の消費市場は開放されており、世界経済にも大きなチャンスをもたらすだろうと述べている。(翻訳・編集/YY)

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