Record China 2008年3月25日(火) 10時40分
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2008年3月24日、23日付新華社電によると、中国石油最大手、中国石油天然気集団(ペトロチャイナ)の傘下油田である大慶油田が、今後10年で4億トンの原油を生産する計画を打ち出した。年産では4000万トンとなる。
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同集団の関係者によると、国家政策に則り、今後10年間は年産4000万トンをベースに同油田で安定した生産を目指す。
同油田は04年、2010年の年産量を3550万トンに設定するなど減産を進めていく方針を明らかにしていた。今回増産へと方針を転換した背景には、最近の原油高を受けて中国の原油輸入量を減らしたい国の考えと切迫する石油需要を緩和させる狙いがある。
中国石油和化学工業協会の統計によると、07年の中国での原油生産量は1億8665万トン、輸入量は1億5928万トン。原油の対外依存度は46.05%だった。
同油田は1959年に操業を開始。1976年から2002年までの27年連続で生産量が年5000万トン以上となるなど世界有数の規模を誇る。現在までの累計生産量は19億トンで、同期間の中国生産量の40%を占める。
同油田の07年原油生産量は4169万8000トンで、前年比170万7000トンの減少、03年に比べると670万2000トンの減少となる。07年の生産量では中国全体の25%となった。(翻訳・編集/KS)
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