2008年3月21日、中国民政部は今年の旧正月前後に中国中南部を襲った記録的な豪雪被害に対する国内外からの義捐金と救援物資が、2月29日までに22億7500万元（約340億円）に達したと発表。「新華社」が報じた。

【その他の写真】

民政部慈善事業協調弁公室の鄭遠長所長は、今回の異常低温と豪雪による被害に対し集まった義捐金は19億8400万元、救援物資は2億9100万元相当で、総額22億7500万元相当と発表。そのうちの67．74％に当たる15億4100万元が国内からで、32．26％の7億3400万元が海外から贈られた。国内企業からは11億7000万元、解放軍全軍と武装警察部隊から1億5800万元、一般個人からは5067万元の寄付が寄せられた。

また、香港政府および市民からは3億7800億元、マカオ政府と市民からは1億6800万元、世界各地の華人および華僑からも9922万元が贈られ、外国政府や外国企業、個人、台湾同胞からも多額の支援があったことも明らかにした。このうち15億600万元分が各被災地に支給されており、残りの7億6900万元分は今後順次各地に振り分けられるという。（翻訳・編集/本郷）