2008年3月19日、元・身長世界一ギネス記録保持者の鮑喜順（バオ・シーシュン）さんは、「いろいろなイベントが終わったら、妻にミルクティー・ハウスを経営させて、それから子供がほしいな」と、これからを語ってくれた。大河網―河南商報が伝えた。

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04年9月、あるレストランの社長の勧めでそこの宣伝を行ったのをきっかけに、メディアとタイアップして、いろいろなイベントに出るようになり、05年7月、身長2．36mでギネスに認定された。昨年3月、夏淑娟（シア・シュージュエン）さんと結婚し、その身長差と年齢差、式のスポンサー数20社、地元での豪華な式費用70万元（約1050万円）と、数々の話題を提供した。今では行く先々で、人々が注目し、後を追って来る。

それ以前の30年間は、背が高すぎることで悩み、自分を卑下し、家に引きこもり、親戚からの援助で暮らしてきた。足の大きさが35cmあるため、手製の布靴か輸入の靴を履くしかないなど、生活の細部にわたって不便が多かった。

現在鮑さんは赤峰市内のアミューズメント施設で働く。外部のイベントにも参加し、毎月の収入は1600元（約2万4000円）。この4月の初めには、奥さんとドイツ旅行を予定しているとのことだ。世界一を極めたこともある「のっぽさん」、夫妻のいま一番の夢は、やっぱり子供なのかも知れない。（翻訳・編集/佳佳）