計画出産で700万人を抑制!香港一つ分の人口を減らす―上海市

Record China    2008年3月21日(金) 12時18分

拡大

17日、上海市で「人口と計画出産会議」が開催された。上海市では計画出産の導入以来、現在の香港の人口に相当する700万人が抑制したという。写真は同市の繁華街・南京路。

(1 / 5 枚)

2008年3月18日付けの労働報によると、17日、上海市で「人口と計画出産会議」が開催された。会議席上では上海市の計画出産の成果が協調され、計画出産の導入以来、現在の香港の人口に相当する700万人が抑制されたことが明らかとなった。

その他の写真

会議の席上発表されたデータによると、2007年に上海市内に定住する人の数は1858万人、戸籍上の人口は約1378万人で上海への流動人口は660万人となった。定住人口密度は1平方km当たり2931人で自然増加率は3.04%となり、戸籍人口の自然増加率はマイナス0.10%となった。平均寿命は81.08歳で、全女性の出産率は0.95%。市内の60歳以上の人口は約286万人で戸籍人口の約20%を占める。上海市では計画出産を導入して以来、700万の人口を制御したことになり、この数字は現在の香港の人口に相当する。

また、人口問題が中国全体及び、上海の発展を左右する問題であり、経済の良好な成長に直接関わってくるということが確認され、そのためには「深刻にこの問題の重要性を認識し、緊張感をもって対応しなければならない」という。

今後上海市は「科学発展観」と「調和社会」の実現のため、人口問題の解決に向け、流動人口に対する管理を中心として、さらに徹底していく姿勢だ。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携