北京オリンピック開幕まで、あと150日あまりに迫った。レコードチャイナ編集部では、オリンピックの主催国である中国のスポーツ界で「国宝」と目される8人の注目アスリートを紹介する。記事ソースは中国の大手ポータル・網易(NETEASE)。

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第1回は、国宝指数「★★★★★」の劉翔 (リウ・シャン)。中国陸上界の大スターで、現在110mハードルの世界記録保持者、国際陸上競技連盟(IAAF)発表の同種目世界ランキングでも1位にランクされている劉は、別名「アジアの昇り龍」と呼ばれている。かつて2004年アテネ五輪で金メダルを獲得し、その地位を決定づけた。以来、コンマ数秒で勝敗の分かれるシビアな110mハードル競技の世界で、トップの座に君臨し続けている。

かつて陸上競技の国際舞台で、中国人アスリートが表彰台に上ったことはなかった。中国人が不得手とするその分野で、並みいるアフリカ系選手を押し分けてスポットライトの下に躍り出た劉翔に、国民は惜しみない喝采を送っている。(翻訳・編集/愛玉)