インターネット人口世界一、でも中小ウェブサイトの約半数が収入ゼロー中国

Record China    2008年3月17日(月) 6時28分

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3月13日、07年、中小ウェブサイトの約半数が収入ゼロだったことが分かった。また、オンライン広告掲載で「クリック詐欺」「虚偽広告」をめぐり、サイト管理者と広告主双方の収入獲得に関する苦悩が明らかに。写真はネットショップ。

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2008年3月13日、「中国新聞網」はオンライン広告に関する各調査結果を発表、「サイト開設後にワンクリックで金儲け」というキャッチが流行したのは“今は昔”、その厳しい実態を明らかにした。

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アリババ・ドット・コム傘下でのオンライン広告取扱サイト「アリママ」が同社調査報告に引用した「2007年サイト管理人運営収入調査」によると、現在、中小ウェブサイト管理者の年収は、ゼロが45%、1000元(約1万5000円)12.2%、3000元(約4万5000円)5.41%、5000元(約7万5000円)4.06%、8000元−2万元(約12万−30万円)は12.88%、3−10万元(約45万−150万円)14.11%、20万元(約300万円)以上は1.66%だった。

同時にアリママが発表した国内初の「国内ウェブサイト広告満足度調査報告」では、ほとんどの広告主はクリック詐欺、虚偽広告を警戒しており、一方の中小サイト管理者は85%がオンライン広告による収入、40%が虚偽広告による法律問題の発生を最大の関心事としていると指摘した。

クリック詐欺とは、クリック課金制広告のシステムを悪用し、サイト管理者が訪問者を装い自分のサイトに掲載されている広告をクリックするというもの。同調査によると、広告主の約40%が被害に遭っていることが分かった。また、約60%は広告費用をムダと考え、75%は広告効果と収益性を最重視していた。

中国の科学技術研究機関・易観国際の「中国オンライン広告市場予測2007−2011」では、同市場は年々規模が拡大しており、07年は前年比51.6%増で70億元を突破と報告。08年は約60%増の112億元に達すると予測するも、サイトの管理者の収入獲得に関しては「楽ではない」と分析した。(翻訳・編集/汪葉月)

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