2008年3月13日、広東省広州市の市場で、ニワトリ114羽が突然死する事態が発生した。地元当局は市場内のニワトリ500羽全てを焼却処分し、家禽（かきん）の売買を一時禁止するなど、緊急措置を講じている。14日付で広東省のニュースサイト「大洋網」が伝えた。

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ニワトリの大量死が確認されたのは、同省広州市●湾（リーワン＝●は草かんむりに「力」が3つ）区のある市場。調査の結果、死亡したニワトリは同市場の養鶏場で飼育されたものではないことが判明した。迅速に対応すべく、区の関連部門は市場内のニワトリ全てを市内の処理場で当日中に焼却処分し、市場周辺の消毒を徹底するよう指導。また市の幹部は、今回の事態を重く受け止め、死因の解明に全力を尽くすよう指示し、感染拡大を防ぐよう呼び掛けている。

現在のところ、感染の拡大は効果的に食い止められているようだ。ヒトやその他家禽が死亡したとの報告はあがっていない。（翻訳・編集/下妻）