マントウ、ちまきに続き、今度は「ビスケット」にも国家規格!―中国

Record China    2008年3月15日(土) 0時24分

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13日、中国の伝統食品「マントウ(中華式蒸しパン)」、「ちまき」に続き、今度は「ビスケット類」にまで細かい定義を定めた「国家規格」が導入されることがわかった。施行開始は今年の5月1日。写真はスーパーに並ぶ様々な商品。

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2008年3月13日、「京華時報」(電子版)によると、中国の伝統食品「マントウ(中華式蒸しパン)」、「ちまき」に続き、今度は「ビスケット類」にまで細かい定義を定めた「国家規格」が導入されることとなった。施行開始は今年の5月1日。果たして世間の反応は?

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中国国家標準化管理委員会は、これまではパッケージに原料や栄養成分の具体的な数値を明記する義務がなかったため、消費者は「カルシウムいっぱい!」などの謳い文句につられて商品を選ぶしかなかったと指摘する。そのため今後は具体的な数値を明記させ、こうした謳い文句の規制にも乗り出すという。

また、同委員会によると、ここで指す「ビスケット類」とはクッキーやウエハースなど、「小麦粉や砂糖、卵、脂分などの原料を混ぜ、成形してからオーブンで焼いたもの」全般が含まれる。

気になる巷の反応は、「一体どこまでやるのか?」という呆れた声が目立つ。記事のコメント欄には「役人はヒマなのか?」「国家規格にも“規格”が出来るかも」という声から、「それより先に食用油の規制を強化して!」という切実な意見まで見られた。中国では廃油を処理して食用油に見せかけた「地溝油」が多く出回り、普通のレストランなどで使われているという。(翻訳・編集/NN)

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