炭鉱事故の撲滅なるか?公募による石炭工業局長が誕生―山西省臨汾市

Record China    2008年3月9日(日) 5時28分

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6日、炭鉱事故が相次ぐ山西省臨汾市で、公募による新しい石炭工業局長が誕生した。公募は初の試みという。果たして事故の再発防止につながるだろうか?写真は同市で06年に起きた炭鉱事故。死者は24人に上った。

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2008年3月6日、炭鉱事故が相次ぐ山西省臨汾市で、公募による新しい石炭工業局長が誕生した。公募は初の試みという。果たして事故の再発防止につながるだろうか?「新華ネット」が伝えた。

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山西省南部に位置する臨汾市は石炭の町として知られ、年間生産能力は5000トンを超える。ところが違法採掘などによる炭鉱事故も多発しており、昨年12月5日には死者105人を数える大惨事も起きている。こうした現状を何とか改善しようと昨年12月末、同市は全国に向けて石炭工業局長を公募によって採用すると発表した。

これに対し全国から80人ほどの応募があり、筆記や面接などの試験を実施。その結果、山西省石炭幹部管理学院の第一党総副書記を務めていた牛立東(ニウ・リードン)氏が選ばれた。今年43歳の若手である。この新局長に改革の期待が掛かるが、早くも「全国公募したのに、結局また山西省からの選出とは」と否定的な声も聞こえている。(翻訳・編集/NN)

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