Record China 2017年2月16日(木) 11時30分
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16日、世界で最も空気の悪い都市ワースト20に中国が4都市入ったとの報道に、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はインドのタージ・マハル。
2017年2月16日、中国メディアの観察者網は英国メディアの記事を引用し、世界で最も空気の悪い都市ワースト20を紹介した。
世界保健機関(WHO)のデータによると、世界の都市の中でPM2.5の濃度が最も高い都市のうち、10都市をインドが占め、4都市が中国だった。
ワースト1位はイランのザーボルで、PM2.5の年間平均濃度が1立方メートル当たり217マイクログラムだった。2位はインドのグワーリヤルで176、3位はインドのイラーハーバードで170だった。インドはほかにも6位、7位、11位、12位、15位から18位までと計10都市がワースト20位内に入った。
中国は9位に河北省ケイ台市(128)、10位に河北省保定市(126)、14位に河北省石家庄市(121)、19位に河北省邯鄲市(112)と、4都市がワースト20位以内に入った。
このほか、アジアの主要18都市のPM2.5濃度のワーストランキングでは、1位がインドのデリーで122、2位がバングラデシュのダッカで90、3位がパキスタンのカラチで88だった。中国の北京市は4位で85、上海市は9位で52、東京は最も濃度が低く15だった。
このニュースに対し、中国のネットユーザーから「河北省は大きな犠牲を払い貢献している」「河北省はついてない。2つの直轄市が河北省の隣にあり、この2つの都市の汚染空気がみんな河北省に流れてくるのだから」と、河北省の都市だけがワースト入りしたことに関するコメントが多く寄せられた。
また、「民主国家でもスモッグを吸っているというのは熟考に値することだ」「民主や自由があれば汚染問題は自然と解決できるんじゃなかったのか?」など、民主国家であっても汚染の問題が深刻であることを指摘する意見も少なくなかった。(翻訳・編集/山中)
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