2017年2月10日、中国紙・現代金報によると、中国の若者が不正アクセスで上海ディズニーランドのチケットを安価で手に入れ、転売して荒稼ぎした。

【その他の写真】

上海ディズニーランドは16年6月にオープンして以来、入場者が700万人を超える超人気スポットとなっている。旅行代理店30社と提携してチケットの代理販売が行われているが、そのセキュリティーホールを悪用して旅行代理店のシステムに侵入した。

主犯の20歳の若者はダフ屋とネットで知り合った若者と共謀し、杭州の旅行代理店のオンラインシステムをクラック（不正侵入）。チケットの価格を正規の375元（約6000円）から、なんと1元の100分の1の価値しかない「1分」（約0．16円）に変えて2700枚購入した。そのチケットを転売して、わずか1週間で50万元（約800万円）余りの利益を不正に得ていた。

しかし、その“悪事”は長くは続かなかった。旅行代理店の通報を受け、警察が捜査を行い、犯行が明るみに出て、3人はあえなく逮捕された。（翻訳・編集/岡田）