自身の誕生日を南京で迎えた日本人、「緑の贖罪」で誠意―中国紙

Record China    2018年4月2日(月) 23時0分

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2日、南京日報は、江蘇省南京市の大虐殺記念館に今年も日本人が「緑の贖罪」をしにやって来たと報じた。写真は南京大虐殺記念館。

2018年4月2日、南京日報は、江蘇省南京市の大虐殺記念館に今年も日本人が「緑の贖罪」をしにやって来たと報じた。

記事は、「4月1日は南京大虐殺被害者植樹訪中団事務局長・秋本芳昭氏の誕生日。秋本氏は再び自身の誕生日を南京で迎えた。南京大虐殺紀念館平和広場の紫金草ガーデンで、秋本氏は自身や訪中団メンバーらが植樹したアカマツの剪定を非常に真剣に行い、犠牲者への追悼の思いとともに、『緑の贖罪』の誠意を示した」と伝えている。

記事によると、南京大虐殺被害者植樹訪中団は日中協会が企画した日中友好活動プロジェクトで、1986年より毎年メンバーが南京を訪れて記念館や公園などでの植樹を行っており、すでに30年以上活動が続いているという。唯一の創設者だった白西紳一郎氏が昨年10月に死去したが、長年続けてきた活動の伝統を守るべく、秋本氏が1人で『緑の贖罪』を行うことを決めたとのことだ。

秋本氏は「日本の中国侵略戦争は誤った行為。私やメンバーたちは『緑の贖罪』を通じて平和の理念を次の世代に伝えるとともに、日本の若い人たちに南京大虐殺の歴史の真相を知ってもらいたい」と語ったという。(翻訳・編集/川尻

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