Record China 2008年3月3日(月) 18時18分
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3日、近年で最大級の砂塵暴が台湾全土に襲来している。先月末から中国本土の内陸部で発生している黄砂が北京市、内モンゴル自治区、河南省などを経て東南方向へ移動してきた。写真は07年12月に早くも甘粛省蘭州市を襲った黄砂の様子。
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2008年3月3日、近年来で最大級の砂塵暴(黄砂による砂嵐)が台湾全土に襲来していると報じられた。1日から飛来している砂塵は、午前中に台湾北部を、午後から夜半にかけては台湾南部を襲う見込み。中国新聞社が台湾紙・中国時報の転電で伝えた。
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先月29日から中国本土の内陸部で発生している砂塵暴が北京市、天津市、内モンゴル自治区、陝西省、河南省などを経て東南方向へ移動しているもの。台湾環境保護署の職員によると、同日午前中の台湾北部は黄砂の影響により空気が大幅に霞んでおり、南向きの風の影響で午後からは台湾南部に同様の現象が現れると見られている。夕方の帰宅ラッシュと相まって大気汚染度が一気に高まる見込み。
台湾・中央研究院環境変遷研究センターによると、黄砂の襲来前後は、台湾島の大気中に含まれるダイオキシン濃度が35%上昇するとの研究結果も出ており、農作物への被害も懸念されている。環境保護署では心疾患患者、呼吸器系疾患の患者に対し屋外での運動控え、マスクを着用して外出するように呼びかけている。(翻訳・編集/愛玉)
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