葉 小青 2017年1月28日(土) 11時0分
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日本人が大みそかの夜に年越しそばを食べるように、中国では旧正月(今年は1月28日)の大みそかの夜に家族で水餃子を食べる風習がある。今回は中国を代表する家庭料理水餃子を紹介したい。
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【その他の写真】
【材料】
『挽き肉』---200g
『むきえび』---100g
『白菜』---200g
『しいたけ』---4枚
『生姜』---10g
『餃子の皮』---2袋
【調味料】
A
『サラダ油』---大さじ1
『塩』---小さじ1
『しょうゆ』---大さじ1
『砂糖』---小さじ2
『コショウ』---少量
『片栗粉』---大さじ3
『水』---1/2カップ
B
『ごま油』---小さじ1
『しょうゆ』---小さじ1
【作り方】
<1>---むきえびはワタを取って、小さく切る。生姜はすりおろす。白菜、しいたけ(石突きを取る)はそれぞれみじん切りにし、水気を絞る。
<2>---ボールにえび、挽肉、調味料Aと水1/2カップを入れて、粘り気が出るまでよく混ぜる(必ず同じ方向で混ぜる)。
<3>---みじん切りにした白菜としいたけを入れ加え、同じ方向でよく混ぜ合わせる。仕上げに、調味料Bを回し入れ混ぜる。
<4>---餃子の皮に具を入れて、包む。
<5>---大きい鍋に水をたっぷり入れて、沸かす。餃子は1個ずつ入れてから、蓋をし、沸騰したら、水1カップを差し入れ、再び蓋をし、沸騰させる。これを2回を繰り返し(水は2回、沸騰させるのは3回)、器に盛る。
●料理のポイント
具を混ぜるとき、特に挽肉を混ぜるときは必ず同じ方向で混ぜること。そうすることで、粘り気がよく仕上がりもよい。
■筆者プロフィール:葉 小青(よう しょうせい)
1988年来日。昭和女子大学大学院修了後、中国語・広東語の通訳、講師を務めるかたわら、料理研究家として幼い頃から慣れ親しんだ母の味を日本の素材で紹介。「医食同源」を基に毎日の食卓から健康になること、美しくなることを提唱。手軽で簡単、やさしい中国家庭料理が大人気。主な著書に「陰と陽の不思議 葉小青の中国家庭料理」シリーズ、「薬膳レシピ美人食」シリーズなどがある。このほか、「子どもがよろこぶなす料理コンテスト」の優秀賞、「充実野菜お料理レシピコンテスト」の審査員特別賞など、多くの受賞歴を持つ。
■筆者プロフィール:葉 小青
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