<続報>亜硝酸塩による集団食中毒、「故意に混入」が濃厚―広東省深セン市

Record China    2008年2月28日(木) 8時47分

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27日、深セン市で23日に発生した亜硝酸塩により2人が死亡した集団食中毒事件で、同市龍崗区政府が記者会見を開き、事件の原因は何者かが「故意に混入した」可能性が高い、と発表した。

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2008年2月27日、深セン市で23日に発生した亜硝酸塩により2人が死亡した集団食中毒事件で、同市龍崗区政府が記者会見を開き、事件の原因は何者かが「故意に混入した」可能性が高い、と発表した。新華社通信が伝えた。

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深セン市龍崗区衛生局の韋厚明(ウェイ・ホウミン)報道官によると、食中毒を起こした2軒の食堂から押収した使用中の食塩からは亜硝酸塩は発見されなかった。このため食堂の調理場付近を調べたところ、別の調味料、調理台、排出された下水から、それぞれ微量の亜硝酸塩が発見されたという。

このため警察当局はすでに、誤って「ニセモノ塩」を使用した可能性を否定、何者かが一部の食品に故意に亜硝酸塩を混入した、と断定した。

この事件は今月23日、深セン市の自動車メーカー「BYDオート」の従業員63人が、工場付近で無許可営業する食堂で食べた物が原因で集団食中毒を起こした事件。21歳の男性と18歳の女性の2人が死亡している。広東省では亜硝酸塩が「ニセモノ塩」として大量に流通しており、今回もそれを誤って使用した可能性も疑われていた。(翻訳・編集/NN)

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